やなぎにっき

学んだことの記録

RubyKaigi 2022 に現地参加しました

RubyKaigi 2022 に会社の出張として行かせてもらいました。RubyKaigi自体は去年のオンライン開催に参加したことがあり今回2回目で、現地参加は今回が初めてです。

RubyKaigi の現地参加は 「Rubyの話を聞ける・Rubyistと話せる・現地のことを知れる」 と お得で有意義で楽しい3日間でした!!!

目次

Ruby の話を聞いた(印象に残った登壇)

特に印象に残った登壇の感想です。

rubykaigi.org

フィヨルドブートキャンプ卒業生のふーがさんによるgem_rbs_collectionへのコントリビューションを提案する話。

手順の説明が丁寧で、これなら自分もコントリビュートできるかも!と思えました。近いうちにPR立てるぞ!

rubykaigi.org

ポケモンカードのデッキを検索するエンジンを作った話。

内容自体の理解はあまりできていないのですが、それでも自分のために自分でアプリケーション作る話は聞いていて面白いし、私はこういう話が好きなんだな〜という気づきがありました。私も何か作りたくなりました!

rubykaigi.org

なぜRubyのビルドは難しいのか という話。

ソフトウェアは絶えず進化しているので、あらゆる環境であらゆるgemのあらゆるバージョン でビルドできることが逆にすごいことだと実感。

bundlerを実行したときにエラーが出るのがイレギュラーな状態なのではなく、エラーが出ずに通る方が奇跡だった。

https://twitter.com/yasulab/status/1568434261224755204?s=20&t=JW4RZkLYWrlWeOA9xnox3w

rubykaigi.org

Rubyを楽しむためのRuboCoppとの向き合い方の話 。

RuboCopの使い方を「強制・参考の2つのレベルに分ける」という提案はもちろん、快適にチームで開発するための提案にたどり着くまでここまで考え、時間をかけて試行錯誤していく様子が印象的でした。

Rubyistと話した

登壇の合間(お昼・休憩の時間など)では社内・社外たくさんの人とお話しする機会がありました。

フィヨルドブートキャンプでお世話になったメンターや卒業生・関係者の方とはオンライン上で長い付き合いがあったものの、お会いする方はほぼ全員初めて対面でお話しができて感慨深いものがありました。全国各地からこうやって同じ場所に集まることができたのもRubyKaigiのおかげです。

3日目には一緒に床でお昼を食べたり集合写真を撮ったりもしました!

そのほかにも Twitterで繋がっていた方、一方的に憧れていた方、オンラインの地域Rubyコミュニティで一緒になった方、企業の若手の方、企業ブースでお会いした方……と書き出してみると自分でも驚くほど本当にいろんなRubyistとお話しできました。

知り合いと廊下で登壇の感想を話したり、一方的に憧れていた方が廊下にいたので勇気を出して話しかけたり、赤いTシャツを着たRubyコミッターが普通に廊下を歩いていたり、この「廊下」も含めてRubyKaigiなのだなということを実感しました。

三重が好きになった

今回のRubyKaigi ではお昼にお弁当、休憩時間におやつを提供していただきました。また各ブースの企業さんからも三重の食べ物を提供していただいたり。夜も津駅周辺で美味しい海鮮やお肉、日本酒を飲んだりしました。

RubyKaigi後に伊勢神宮に寄ろうとしたのですが体力的に断念。三重はほかにも行きたいところがたくさんあるので今度は旅行として三重に行こうと思います。

自分は出不精でなかなか遠出しないので(今までの旅行も友人の企画かライブや舞台の遠征がほとんど)、RubyKaigiに自分の知らない土地へ連れて行って貰えて嬉しかったです。

自分もRubyコミュニティの一員

こうやってRubyの話を聞いたりRubyistと話を聞いたのはもちろん、Matzの話や松田さんのエンディングトークを聞いて改めて自分は「Rubyのコミュニティを作っている1人の人間」ということを再実感しました。

自分が属しているコミュニティが会社やフィヨルドブートキャンプのコミュニティだけではなくて、それらを覆い尽くす大きなRubyコミュニティがあるんですよね。

これからも自分ができる自分なりの手段でRubyコミュニティに貢献していこうという気持ちになりました。やっていくぞ〜

モチベーションあがった

ここまで書いたように、あらゆる人の話を聞いたり会話をしていくことでモチベーションがあがりました。

「壇上に立っているこの人みたいになりたい・近づきたい」「発表の話がもっとわかるようになりたい」「みんな頑張ってる!負けてらんね〜!」を3日間毎日感じていました。

来年の松本のRubyKaigiの日に今回と比べてちょっとでも成長を実感できるようにするために、RubyKaigiではない日々を過ごしていこうと思います。

オーガナイザー・スタッフへの謝意

今の情勢の中で現地・オンラインというハイブリットでの開催は自分が想像しきれないほどの苦労があったことだと思います。自分がこういった体験をできたのもオーガナイザー・スタッフの方々のおかげです。本当にありがとうございました!